グラノーラ以外のシリアルの種類!コーンフレークやブランとの違い

グラノーラ

穀物を原料としたシリアル食品。手軽に食べれて栄養も摂れるので朝食にしている人も多いのではないでしょうか?

このページではコーンフレーク、グラノーラ、ブランなど何種類かあるシリアルの特徴を紹介していきます。

シリアルを原料別に分ける

畑

コーン

最も代表的なシリアルであるコーンフレークは名前の通り、コーンを主原料としたシリアルです。長年シリアル界を引っ張る存在でしたが、近年では栄養価の面で他のシリアルの注目度が上がっていて少し目立たなくなってきた気も。

ちなみにカルビーは2017年3月にコーンフレーク全商品を生産、販売終了しています。伸び悩んでいる事業から撤退し、右肩上がりのフルグラに注力する考えのようです。

コーンの風味とザクザクした食感が癖になり、毎日でも食べられる飽きの来ないところが魅力。色々なメーカーがたくさんの商品を出しているので、食べ比べしてみるのもおもしろいかも。

栄養素については特筆すべき点があまりないのは残念なところ。とうもろこしはご飯と比べるとカロリーは低く、糖質は高め。食物繊維は100gあたり3.0g、玄米と同じでまずまず多い方ですが、オートミールやブランに比べると見劣りします。

オーツ麦(エンバク)

オーツ麦から作られるオートミールを主原料としたシリアルにはミューズリーとグラノーラがあります。加工時にオーブンで焼いたものがグラノーラ、焼いていないものがミューズリー。

最近グラノーラはとても人気があるので、フルグラはみんな食べたことがあるのではないでしょうか。

人気の秘密は栄養素。食物繊維の豊富さと鉄分の多さが魅力です。不溶性食物繊維と水溶性食物繊維のバランスが良く、GI値も55と低いところが、ダイエットに良いとして女性に選ばれています。

GI値は食品を食べた後の血糖値の上がるスピードを表す指数で、コーンフレークは75です。

ただ次で紹介するブランもかなり栄養価が高く、オーツ麦よりも優れていると言っても過言ではありません。にも関わらずグラノーラの方が売れているのはおそらく味が美味しいからだと思います。

私も数あるシリアルの中でグラノーラが一番大好きです。

ブラン

ブランは、小麦の表皮のことです。小麦そのものは糖質もGI値も高めなのですが、表皮であるブランは真逆で栄養も満点なところから、シリアルでも人気があります。

糖質制限ダイエットが流行ったことで、小麦粉ではなく、ブランを原料にしたブランパンもコンビニなどで見かけるようになりました。

食物繊維量はオーツ麦に負けず豊富ですが、不溶性食物繊維の割合が多いので、他の食品で水溶性食物繊維を補うとより良いと思います。

ケロッグのオールブランでGI値45とかなり低いので栄養素などの数値だけで見ればオートミールよりもダイエット食品として優れているといえます。

ただブランは独特の風味や苦味があって苦手な人も多いかも。私も子供の頃、初めてケロッグのオールブランを食べた時、「何これ、まずい・・・」って感じちゃいましたもん。

ケロッグといえばコーンフロスティやチョコクリスピーなどの甘くて美味しいシリアルを出しているイメージしかなかったので、そのつもりで食べたのが良くなかったんですけどね。

ネットで調べるとブランのシリアルを美味しく食べるレシピなども色々あるみたいなので、工夫して食べるのが良いかもしれません。

玄米

白米と比べると健康に良いイメージがある玄米。実際に含まれる食物繊維量、ビタミン量、GI値の低さなど、玄米のほうが優れています。ブランにしてもそうですが、穀物の栄養素は皮の部分に集まってるんですよね、結局。ただ味が落ちるので脱穀してしまっているんです。

白米と比較すると優秀な玄米ですが、ブランやオートミールと比べると食物繊維量で圧倒的に負けています。100gあたり3gは他の食品と比べれば豊富な方ですが、オートミールは同じ量で3倍以上の9.2gの食物繊維が入っています。

そのためか玄米フレークはあまり話題になることが少ないように感じます。優秀な原料ではあるのですが、スーパーなどでもグラノーラやコーンフレークの方が目立っていますよね。

その他の穀物原料

小麦、大麦、ライ麦、スーパー大麦(バーリーマックス)など、いくつかの穀物が上記の穀物にブレンドされて入っていることがあります。スーパー大麦は一時期テレビでもよく紹介されていたので、大手メーカーの日清シスコもスーパー大麦を配合した「スーパー大麦 グラノーラ」を販売していますね。

シリアルを食感(作り方)で分ける

コーンフレーク

ザクザクした食感のフレーク

コーンフレークや玄米フレークなど多くの製品で使われている食感。穀物を乾燥させて挽いた粉を水で練って、加熱してから圧搾し、成形したもの。

圧搾しているので密度が高まり、やや硬くて噛みごたえがあるのが特徴。食べると歯に詰まって歯磨きしてもなかなか取れないのは私だけ?

多くの場合、1.5cm×2.0cmくらいの薄い楕円形ですが、色々な形に変えることができます。

カリカリ食感のグラノーラ

オートミールに甘味料を加えてオーブンで焼いたもの。原料のオートミールはオーツ麦を脱穀して押しつぶしたものなので、薄い形状をしています。オーツ麦の形が引き伸ばされた状態で残っているのが特徴。

オーブンで焼く工程が入っていないミューズリーは食感がちょっと物足りなく感じてしまいますね。同じオートミールを使ったシリアルでもやっぱりグラノーラの方が美味しいかも。

軽い口溶けのパフ

乾燥した米や小麦などの穀物に圧力を加えながら加熱し、その後急速に圧力を低下させることによってスポンジ状に膨らませたシリアル。駄菓子屋にあるようなポン菓子と同じ作り方ですね。

ポン菓子やチョコクリスピーはお米をそのまま使っているので形状もそのまま残っています。穀物の粉を使った場合は様々な形に成形できるので、輪っかのような形のものや球体状など、様々なパフがあるみたいですよ。

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